claude-dev-recorder

Automatically record and leverage Claude Code implementation history.

Claude Codeの実装履歴を自動記録し、過去の実装パターンを活用可能にするMCPサーバーです。ベクトル検索とメモリキャッシュを組み合わせて、高速で正確な類似実装の検索を実現します。

Features

• 自動実装記録: Claude Codeで行った実装を自動的にドキュメント化
• 高速検索: メモリキャッシュによる超高速な類似実装の検索
• ベクトル検索: セマンティック検索による関連実装の発見
• 重複検出: 類似ドキュメントの自動検出とマージ提案
• 品質管理: ドキュメントの品質チェックと自動修正
• 変更履歴: すべての変更を追跡する監査ログ
• ロールバック: マージ操作の取り消しが可能

Installation

npm経由でのインストール

npm install -g claude-dev-recorder

npxでの直接実行

npx claude-dev-recorder

ソースからのビルド

git clone https://github.com/Tora29/claude-dev-recorder.git
cd claude-dev-recorder
npm install
npm run build

Configuration

Claude Desktopでの設定

Claude Desktop（またはClaude Code）の設定ファイルを編集します：

macOS: ~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json Windows: %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json

{
  "mcpServers": {
    "claude-dev-recorder": {
      "command": "npx",
      "args": ["claude-dev-recorder"]
    }
  }
}

グローバルインストールした場合：

{
  "mcpServers": {
    "claude-dev-recorder": {
      "command": "claude-dev-recorder"
    }
  }
}

プロジェクトごとの設定

プロジェクトルートで以下を実行すると、自動的に .claude/ ディレクトリが作成されます：

npx claude-dev-recorder

Usage

Claude DesktopまたはClaude Codeから、以下のツールが利用可能になります：

1. search_related_docs

現在のタスクに関連する過去の実装を検索します。

関連ドキュメントを検索: 「ユーザー認証の実装」

パラメータ:

• prompt (required): 検索クエリ
• maxResults (optional): 最大検索結果数（デフォルト: 3）
• threshold (optional): 類似度の閾値（デフォルト: 0.7）

2. record_implementation

新しい実装をドキュメントとして記録します。

実装を記録: 変更したファイル、プロンプト、サマリー

パラメータ:

• files (required): 変更したファイルのリスト
• prompt (required): 実装の目的や内容
• summary (optional): 実装の要約

3. manage_documents

ドキュメントの管理（アーカイブ、削除）を行います。

ドキュメントをアーカイブ: doc-id-123

パラメータ:

• action (required): "archive" または "delete"
• docId (required): ドキュメントID

4. merge_similar_docs

類似するドキュメントを自動的に検出してマージします。

類似ドキュメントをマージ

パラメータ:

• threshold (optional): 類似度の閾値（デフォルト: 0.85）
• autoMerge (optional): 自動マージを有効化

5. search_by_keyword

キーワードとタグでドキュメントを検索します。

キーワードで検索: "authentication"

パラメータ:

• keyword (required): 検索キーワード
• tags (optional): タグのリスト

6. preview_merge

マージ操作を実行する前にプレビューを表示します。

マージをプレビュー

パラメータ:

• threshold (optional): 類似度の閾値（デフォルト: 0.85）

7. check_document_quality

ドキュメントの品質をチェックし、問題を検出します。

ドキュメント品質をチェック

パラメータ:

• fix (optional): 自動修正を有効化（デフォルト: false）

8. get_document_history

ドキュメントの変更履歴を取得します。

ドキュメント履歴を取得: doc-id-123

パラメータ:

• docId (required): ドキュメントID

9. rollback_merge

マージ操作をロールバックします。

マージをロールバック: merged-doc-id-456

パラメータ:

• mergedDocId (required): マージされたドキュメントのID

Architecture

ディレクトリ構造

.claude/
├── docs/              # ドキュメント保存先
├── .index/            # ベクトルインデックス
├── archive/           # アーカイブされたドキュメント
└── audit.log          # 監査ログ

ドキュメント形式

各ドキュメントはMarkdown形式で保存され、frontmatterに以下のメタデータを含みます：

---
id: doc-123
summary: ユーザー認証の実装
tags: [authentication, security]
related_files: [src/auth.ts, src/middleware.ts]
created: 2025-01-15T10:30:00Z
author: Claude
---

# 実装の詳細

...

Performance

• メモリキャッシュ: すべてのドキュメントをメモリに保持し、超高速検索を実現
• 遅延インデックス: ベクトルインデックスは必要時のみ構築
• 増分更新: 新しいドキュメントの追加は即座にキャッシュに反映

Development

スクリプト

# 開発モードで実行
npm run dev

# ビルド
npm run build

# 本番環境で実行
npm start

# Lint
npm run lint
npm run lint:fix

# フォーマット
npm run format
npm run format:check

要件

• Node.js >= 18.0.0
• TypeScript 5.x

Contributing

貢献は大歓迎です！以下の手順でプルリクエストを送ってください：

1. このリポジトリをフォーク
2. 新しいブランチを作成 (git checkout -b feature/amazing-feature)
3. 変更をコミット (git commit -m 'Add amazing feature')
4. ブランチにプッシュ (git push origin feature/amazing-feature)
5. プルリクエストを作成

License

MIT

Author

Tora29

Links

• GitHub Repository
• Report Issues
• MCP Documentation
• Claude Code

Acknowledgments

このプロジェクトは以下のツールを使用しています：

• @modelcontextprotocol/sdk - MCP SDK
• vectra - ベクトルデータベース
• gray-matter - Frontmatter パーサー